今日の横浜について話す。5月5日

5月5日こどもの日、ゴールデンウィークも最終日。愛知県はバンテリンドームナゴヤ。本日のJERAセントラルリーグ公式戦、中日ドラゴンズ対横浜DeNA9回戦について思ったことを書いていくよー。

 

今日の先発投手マッチアップは勝野対濱口。両者ともに落ちる変化球を持ち味とする投手。また、お互い前回の相手チームとの対戦で好投をしていたことから、ある程度の投手戦は想定していたが…(特にうちは「伸びのあるフォーシーム+鋭く落ちる縦の球」系の投手が苦手なので。)

 

序盤から予想以上に投手戦の様相を呈していた。特に濱口は立ち上がりが課題の投球が続いていたが、別人かのようにポンポンポンと三凡。勝野のほうもピンチを作りながらも無失点で序盤を切り抜ける。ところどころフォーシームを痛打される場面があったが、スライダーとフォークのコンビネーションで得点を許さず。

 

お互い完ぺきに近い投球だった。その中でも、両者絶対的なピンチを迎える。

勝野は2回に二人の走者を背負ったが、嶺井、濱口だったのでここは省略。(笑)

濱口にとっての試練はまず5回。先頭高橋を簡単にフライアウトで打ち取ったものの、初球で凡退した彼を見て待ち球アプローチに徹したか頭脳派木下にフォアボールでの出塁を許してしまう(もっとも、ラストボールはどう見てもストライクだった。そのせいかピンチの広がる予感がムンムンしていた)。続く阿部は緩急つけたピッチングで追い込んだもののやや高く入ったフォークを引き付けられライト前へ。1死13塁。続く根尾にも制球定まらずフォーシームが甘く入り痛打されたものの、レフト佐野の正面。そして打順のめぐりあわせの関係もあり、比較的浅いフライだったが三塁ランナーは本塁突入。ここで佐野がまさかの好返球を見せ木下は本塁憤死。ベイスターズらしからぬ流れるようなピンチ脱出だった。とはいえ濱口のほうも明らかにコントロールを乱していたので、紙一重だった感…球速をあまり出していないのだから、もうちょっと長く持ってほしい感もあるが…結果オーライ。

濱口は6回にも2死3塁のピンチを背負う。先頭大島に粘られての出塁を許していたので、そのダメージから1点の失点は覚悟していたが、3番ガーバーがチェンジアップに全く合わず三振でここも無失点で切り抜ける。チェンジアップ2つからのど真ん中フォーシームを打てず、厳しい球の選択を強いられた感。今日の濱口は、ガーバーのような待って捉える系の打者には少々しんどかったか…

 

さあ、ピンチの後にはチャンスあり。7回にはベイスターズが勝野を責め立てる。佐野が初球打ちで、レフト根尾の頭を超すツーベースヒットを放つ。この打席の佐野、フォロースルーがどう見ても筒香で、思い出しました。リアル筒香にも、思い出しましたしてほしい…とまあいない人の話は置いといて…続く牧はフォークを打ち損じてまさかのピッチャーゴロ!だったが、進塁をためらっていた2塁走者佐野が視界に入ったか、打球処理をしていた勝野が処理を焦り、無死13塁の大チャンスに。続くソトは相も変わらずインコースのフォーシームに差し込まれライトフライ。ここで守備に自身ニキだったかガーバーが本塁送球を大暴投。本塁に投げることを確認した牧はそつない走塁で2塁へ進塁。ここで宮崎に対して変化球が決まらず、申告敬遠で嶺井勝負を選択。嶺井は落ちる球の見極めに意識を向けたか3ボール1ストライクとしっかりカウントを作る。が、8番打者かつ打力を買われてのスタメン抜擢ということもあり、ランナーを返すつもりでどんな球もゾーン内に入ってきたら振ってほしかったが、ど真ん中のフォーシームに面喰い2ストライクとされ、そのまま三振。ここで絶対に終わったと思った。8番打者として最低なアプローチだ…せめて反応してほしかった…と思っていたら代打クワもしっかりとカウントを作ってフォーシームをたたきライトへ試合を決める先制タイムリー。その前も宮崎、嶺井と続けてフォークから入っていたこともあり、カウントが進んでからフォーシーム中心で来るだろうという読みがあったか(?)という完ぺきなタイムリーで、代打として完成されたタイムリーパンチだった。長々と書いたが、結局、クワの打席が素晴らしかったということ。遅すぎるか、結論が。(笑)こんなんだから日本人は世界で嫌われんだろうな。(笑)

とまあそのあとは盤石なリリーフ陣の圧巻投球もあり完勝。ヤスアキは久々に劇場開園をしたがガーバーはやっぱり…という感じであった。

 

さあー9連戦を6勝3敗!ラミレス時代からあまりいい印象のなかった大型連戦をこんなに気持ちよく切り抜けるとは。意外と期待できるのか?がんばれ、番長。明日ゆっくり休んでねみんな。明日から平日かー。みんな頑張ろう。おやすみー。